船を建てる

ぐらぐらやしがらみやとげとげの暗やみの先に
ほら
やっぱりあった
きれいなやつ

いつも
こわいこわい森を抜けたら
明るい何かを見つけられる

光ほど派手ではない
ただたたずむようなあかり。


むつかしいもの、理解できないもの
でもふれていたいと思うもの。
背伸びしたり、覗き込んでみたり
手を伸ばしたり。
とにかく
わからないからって外に置いてけぼりにしたりはしない
とにかく
側に

こわごわ おそるおそる どきどきしながら
また見つめる
そうやって触れていくうちに
噛み砕けるようになる
感じ取れるようになる

感情も、そう。
作品も、おそらくそう。

今はよくわからない、
でもなにか、を感じてる。
それを手放さない
必ず手放さない。
時々でいいから触れる
それが
いちばん失わない、方法。

船を建てる 上 (1)船を建てる(上)

鈴木 志保



読んで、
絶対なくしちゃいけないと思った本
側に、そばに。
わからないんだけど、なんかわかるような気がすんだ
あたまよわいし知識もないけど
ただ、感じてる。
いつかもっとわかる日が来そうで楽しみでどきわくです。


2008.04.13 | | Comments(0) | Trackback(0) |

ある休日-くちぶえサンドイッチ


すこし頭が痛くて、心も痛い
特に理由もないのにともすれば落ちてってしまいそう。

んな時は。
近所のスターバックス。
本を一冊、カバンに、21時。

席はほとんど埋まってたけど
ソファ席が空いてたのでなんとか。
真上にスピーカー。
いいね。
流れるはイマジン。すてきだ。

元気がないとき決まって読むのはくちぶえサンドイッチ。

松浦弥太郎随筆集 くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集 くちぶえサンドイッチ
松浦 弥太郎 (2003/10)
DAI‐X出版

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今は暮らしの手帖の編集長をなさっている、松浦弥太郎さんのエッセイ集。です。
ひとつひとつは短いけれど、どこを開いても松浦さんの丁寧でやさしい言葉がたっぷりそこらじゅうです。笑顔の宝物箱のようです。
ちっちゃいとき、がらくたって言われたって大事そうにいっぱい箱に集めたでしょ?
たくさんの、自分の大切なもの。
あの感じ。きらきらで。いろいろで。

何か大切なものをいっしょうけんめいに、こぼさないようにした手のひら。
丁寧に、ていねいに、綴られていく、巡らされていく、思い。

いつものように、何かにつまづいて一歩も前に進めなくなったとき、ぼくは自分の胸に手をあてて、胸の奥にある何かを探るのです。それは自分だけの方位磁石。今、その針はどっちを指しているの。-中略- 今日もぼくは、その指針が指す方角を歩くのです。その先が真っ暗闇であろうと、がけっぷちであろうと。
だって、それは本当だから。本当っていうのは勇気です。



大好きな一節、よんで、すこし心を撫でてみる
忘れていた、自分の奥のこと。
目をつぶって、ありかは、どこか、探る。
そうやって思い出すの。

大事なのは忘れないことじゃない
無くさないことじゃない
忘れて無くしてしまったとき気付けるか
目をつむって静かに思うことができるか
なんだということ。
を。

ふたつの手のひらをひろげてみる。
さぁ、いま、ここには、なにがあるだろう?







装丁がね、ほんとうに、素敵。
この本は朝焼けに始まって闇に染み込んでく夕焼けで終わります。
私の勝手なイメージですが、ね。
立花文穂さん、大好きです。


チャイティーラテ
ポピーシードとクリームチーズのパウンド。
イマジンとたくさんのノイズ。
よし、もどれそうだ。
帰ろ。


"あなたが落ちるその時に友は受け止めるためにそこに居る。"


大好きなゴスペルの歌詞。
その友、今回は本でした。ありがとう。

2007.09.10 | | Comments(0) | Trackback(0) |

読書現在

意識を旅できたらいい
本当の旅にでかけることができなかったとしても

箍を
枠を
外して
もっと
もっともっと
自由に。


フリー、
アンド、
フライ。


旅になんて頼らずに旅できてしまったらそれってめっちゃ強くねぇ?


そう、
最近私は漂っていたいのです
よって、珍しく読書にいそしんでおります


めいっぱい両手をひろげるため
今は準備期間。
まずは地面に足をつけるために
小説よりはエッセイ
空想よりは思考
漠然のためよりは確かのため
ってことで
このあたりから。

悪人正機 (新潮文庫) 悪人正機 (新潮文庫)
吉本 隆明、糸井 重里 他 (2004/11)
新潮社

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私は基本、短編小説しか読まない人間なので
現実について真っ当に語る本は珍しいのです。
読みかけ。ダイジェストすぎてちょっと伝わりにくいという印象かな、今は。
もう少ししたらまた感想を書こうかと思います


谷川俊太郎質問箱 谷川俊太郎質問箱
谷川俊太郎 (2007/08/08)
東京糸井重里事務所

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いきていることが詩だって言って
なんにも恥ずかしがらずに堂々としていたい。
巨匠の言葉は愛だらけだ。
包まれてるだけであったかくて幸せ。


三位一体モデル TRINITY 三位一体モデル TRINITY
中沢新一 (2006/11/01)
東京糸井重里事務所

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こちらも読みかけ。
すごい楽しみ。アースダイバー、読みたい。



要するに、
てっとりばやく、
ほぼ日から興味の点を打ち始めて線でつなげてってみようと。
思っている訳です。
次は、
小林秀雄にでも手を出してみましょうかね。
吉本隆明さんつながりで。
そういえば松浦弥太郎さんの本にも小林秀雄がでてきてた気がするなぁ

(って思って
 念じてパッと開いたところに
 ちゃんとその書名はありました。すごいね、直感て。)


真贋 真贋
小林 秀雄 (2000/10)
世界文化社
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松浦弥太郎随筆集 くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集 くちぶえサンドイッチ
松浦 弥太郎 (2003/10)
DAI‐X出版

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秋になるまでに読書を味方につけておこうと思います。


2007.08.14 | | Comments(0) | Trackback(0) |

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