きすがきず
こんなにも
キスが傷だったことはない
キスされるから傷つくのでなく
キスされた場所に内側から傷がほころんでくる
あちこち、あちこち
あたしはこんなにも傷ついていたなんて知りたくもなかった
やさしくされればされるほど
そこに血がにじむようで
抱きしめられればどんどん心細くなって
こころがやせこけていった。
あたしはどう考えてもあなたにしか抱きしめられたくなかったのだった
ひとつひとつかなしくて
ひとつずつこぼれた
あたしはあたしにしかなれなくっていやだ
ことばをこえたところで
もういちどあえたら いい
2008.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | 日々
