ミルクチョコレート
明治ミルクチョコレート、は
誰かに似てる
焦げ茶といい金の印刷といい
うすっぺらくてかしゃかしゃいうアルミ箔も
その中で
割れ目どおりに割れたことなんてない甘さも
指先で溶けてしまう塊を
ほどけるまえに口にほうり込む
乾いた血の跡のような影が手にへばりついた
べとべとして
こすってもまだ
実は食べ終わる頃になってもその誰かがよくわからない
あの子だったかもしれなかったね
いまも歌ってるだろうか。
きみは。
2008.07.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | モノ語り
