炊飯器による考察と習作
いつも思うのは
炊飯器って脳味噌が丁度入りそうだよなぁって言うこと
取り出してさかさまにしたらすごいフィットしそうだって言うこと
うちのは3合炊きだからすこし脳味噌よりは大きいかもしれない
スイッチさえ入れておけば1時間くらい後に
ほかほかのごはんができあがってるって
奇跡じゃね?
ヒートして
空気おしあげて
水をまわして
米はそれを吸う
固くかたくこわばった自分に
皮膚ぜんぶから吸えるだけの自分を
お腹いっぱいに すう
ふくれあがれるだけふくれあがってぱんぱんになって
それでいて破れない術を奴は知ってんだ
そう。コツは、となりあうこと。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれている世界なら
ひとりきりにならずにおけば
はじけ飛ぶことはないしありえないし
もしかしたらそれが救いかもしれないと思ったり
とりあえずそれだけでしかないけどそれも一種の回答だと
与えられた世界に順応するように私たちはできていて
広い部屋なら拡散するように
狭い路地ならうずくまるように
あなたの中では息ができたりできなかったりして
形の中にしか生きることができなかったりする
しまい込んで
蓋をしてしまえばそこで終わる世界
そうやって蓋をしてスイッチを入れたのは神様かもしれなかった。
閉じられてぐちゃぐちゃにかき回された世界で
すれ違って擦り傷だらけになってぱんぱんにふくれあがって
私たちはできあがって終わっていく
箸で
ひろいあげては
口に放り込まれて
消え
ぱんぱんにふくれあがったあとで
あなたにもあうことができなかったままで
(習作のため未完)
2008.08.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | モノ語り
