つたえられない「 」
言葉で世界はひろがるけれども
その世界では息を失うこともあるから
白い箱に入れて蓋をする。
ひっそりと 無音室へ
身を染めたのは
言葉ではないもの
空気のような匂いのような
それでいて鮮烈で
体の細胞のひとつずつに食い込んでいる
感情。
その色に
目を見開く。
あらわせないもどかしさで胸が苦しくなる
そこでは全てがイメージ。
それ以上もそれ以下もない世界
伝えられないから永遠に孤独。
粘土みたいにこねくりまわして
なんとか形にしてはみたけれども
ああ圧倒的に全てが足りないよ。
どうしたら
あたしの外に出せるのかしら
「 」
は。
2008.01.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | アート
